「結婚式に、ノースリーブのワンピースで参加してはだめ?」
「ノースリーブのドレスにぴったりの羽織ものが知りたい」
華やかな服装でお祝いしたい結婚式。
ノースリーブのドレスやワンピースは、おしゃれだけれど、マナーとして変に思われないかどうかが気になりますね。
フォーマルな式では羽織ものが必須ですが、夜の結婚式や友人のみのカジュアルなパーティーなど、ノースリーブのみでも失礼に当たらない場合もあります。
そこでこの記事では、式の時間帯や場所・場面に分けて服装のマナーをまとめ、ノースリーブのみを着ていける場面や、羽織ものがマストな場面をご紹介します。
結婚式にふさわしい羽織ものや、マンネリにならないおすすめコーデもご紹介していきます!
マナーをおさえて、より自由なおしゃれで結婚式に参加するため、この記事がお役に立てれば幸いです。
Contents
結婚式にノースリーブのドレス・ワンピースを着てはだめ?
結婚式にノースリーブのドレスのみで参加できるケースは、ごく限られています。
原則と、ノースリーブでもOKな場合についてご紹介していきます。
ノースリーブのみではNGが原則!
日本の結婚式では、ノースリーブのドレスのみでの参加は、好まれません。
ノースリーブのドレスを着るなら、肌の露出をおさえる羽織ものがマストです。
もっとも、結婚式が行われる時間帯や、どれぐらいフォーマルに行われるか、によって、ドレスコードは少し異なります。
さまざまな場面に分けて、ご説明していきますね。
昼の結婚式は特にノースリーブNG!
厳密には、結婚式のドレスコードは昼と夜で違います。
昼間に行われる結婚式では、ゲストには清楚さが求められます。
- 肌の露出をおさえる
- アクセサリーは派手すぎないものを着用
明るい日の光に照らし出されるところでは、セクシーな美しさより、きちんと感のある美しさが求められる、ということでしょうか。
ノースリーブに限らず、あまり華美なドレスでは浮いてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。
夜の結婚式はノースリーブのみでOKなことも
日が落ちた後の結婚式では、ゲストに華やかさが求められます。
ひかえめな装いよりも華美なドレスが好まれ、ノースリーブも受け入れられやすくなります。
- 華やかなドレスがベター
- アクセサリーも華美に、ただし派手すぎないものを
夜の結婚式では、たくさんおめかしして、会場の華やかさを引き立ててください。
黒・無地のワンピースドレスなど、シンプルすぎるものは避けたほうがよいかもしれません。
結婚式本体に参加する場合はノースリーブNG!
昼夜どちらでも、「挙式」そのものに参加するときはノースリーブNGです。
これは、マストとして覚えておきましょう!
特にチャペルや神前での挙式では、肌の露出が失礼にあたります。
あくまでも、ノースリーブがOKなのは、お式が終わったあとなのです。
カジュアルな二次会ならノースリーブOK!
二次会パーティーの席では、ノースリーブのみでもOKなことが多いです。
特に友人が中心になって行われる、わいわいした会では、ノースリーブドレスだけでもマナー違反になりにくいでしょう。
また、挙式そのものも、カフェやレストラン、ゲストハウスなどでの、カジュアルな式が増えています。
こうした場合、会場に合わせて服装もカジュアルダウンしてかまわない場合があります。
事前に会場を調べていくとよいですね。
母親としての参列でノースリーブのみはNG!
新郎新婦のお母様として参加する方は、ノースリーブは避けておきましょう。
結婚式では新郎新婦だけでなく、その親族もお披露目されています。
ご両親は特にきちんと感があったほうがよいですね。
時間帯・場面別に、ノースリーブがOKな場合とNGな場合をまとめました。
OK | NG | |
新郎新婦との間柄 | 姉妹、その他の親族、友人 | 母親 |
式の時間帯 | 夜 | 昼 |
式場 | カフェ、レストラン、二次会など | 教会、結婚式場 |
結婚式ゲストの服装・マナーについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
結婚式ゲストの服装・マナーまとめはこちら
次に、季節ごとに気になる点を解説していきます!
夏・冬の結婚式でノースリーブドレスを着るには
夏・冬の結婚式に参加するときも、基本はかわりません。
過ごしやすいコーデで参加するためのポイントをご紹介します。
夏の結婚式でノースリーブを着たい!
夏にノースリーブドレスを着る場合も、羽織ものやショールはマストです。
気になるのは、暑さや汗対策ですよね。
制汗剤を使ったり、汗染みが目立たない、薄い色のドレスを選ぶとよいでしょう。
羽織ものの生地が透けているのはOKです!
レースやシースルーを使った羽織ものを活用して、体感も見た目も涼しくコーディネートしましょう。
冬の結婚式でノースリーブを着たい!
寒い冬でも、ノースリーブを着ていて大丈夫か、心配な方もいるのではないでしょうか。
冬の結婚式でも、ノースリーブがOKな場面では、着ていて構いません!
注意点として、ドレスの質感と季節感が合ったものを選びましょう。
ベルベットなど、厚手の生地を使ったノースリーブドレスなら、温かく見えますね。
羽織ものも、冬は透け感のあるものは避けましょう。
シチェーションに応じたドレスをレンタル!
手持ちのドレスがマナーに合うか不安なときは、ドレスレンタルが便利です!
ノースリーブしか手元にない!
でも、マナーが気になる…。
そんなときもありますよね。
レンタルなら、シチェーションに合ったドレスを選ぶことができます。
しかも、リーズナブル。
たとえばドレスレンタルサービス「カリル(Cariru)」では、1万5千円程度でドレス・羽織もの・バッグから靴までがそろいます!
クリーニング代もかかりませんから、ドレスを新調するよりずっとお得ですよね。
こちらの記事ではCariru(カリル)のレンタルについて、詳しくご紹介しています。
あわせてぜひ、ご覧ください。
続いて、ノースリーブコーデに欠かせない、おすすめの羽織ものをご紹介していきます!
結婚式でノースリーブドレスに合わせる、おすすめの羽織もの
ノースリーブドレスは、上に何をはおるかによって、印象が大きく変わります。
- ボレロ
- ジャケット
- カーディガン
- ストール
- ショール
羽織りものによっては、カジュアルウェディングのみOK、というアイテムもあります。
当日のドレスのタイプや、出席する結婚式によって、選んでみてください。
まずは、羽織ものを選ぶときの注意点をおさえておきましょう。
羽織りもので気をつけるべきこと
羽織ものを選ぶときに気をつけるべきポイントは、基本的にはドレスと同じと考えてください。
色で気をつけること
羽織ものを選ぶときも、ドレス選びと同じように、色に気をつけましょう!
- 白・白っぽい色 ⇒ NG
- 黒・濃紺 ⇒ 下のドレスが暗い色の場合はNG
白や、白に見えるような色は、新郎新婦が身に着ける色ですからNGです。
黒や濃紺はOKです!
ただし、同系色のドレスと合わせるのは避けましょう。
黒いワンピースに黒い羽織ものでは、お葬式っぽくなってしまいますよね。
羽織ものが暗い色なら、ドレスは明るい色をえらび、ドレスの色がはっきり見えるような着方をしてください。
素材で気をつけること
羽織ものを選ぶときは、素材にも気をつけましょう。
- 毛皮・革素材 ⇒ NG
- ニット・ダウン・フリース ⇒ NG
- ビニール ⇒ NG
毛皮や革素材は、殺生を連想させる生地なので、おめでたい結婚式ではNGです。
フェイクファーならOKという意見もありますが、遠目からの見分けが難しいため、避けておいたほうが無難です。
また、ドレスと同じく、カジュアルな生地はNGです。
ニットやダウン、フリース、ビニール生地がこれにあたります。
スタイリッシュなデザインであっても、ニットドレスやビニールジャケットはフォーマルではありませんので、ご注意ください。
次に、それぞれの羽織もののポイントを紹介していきます!
ボレロ
ボレロは、フォーマルでありながら大げさになりすぎない、便利なアイテムです。
結婚式での羽織ものとしては、もっとも一般的なのではないでしょうか。
かっちりしたフォーマル感も、やわらかくて可愛いニュアンスも出せるのは嬉しいですね。
同じドレスでも、ボレロを変えるだけでぐっと雰囲気が変わります。
レンタルサービス「おしゃれコンシャス」では、およそ1,300円~でボレロを1週間レンタルできます!
詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。
手持ちのドレスに変化をつけたいとき、リーズナブルにセットレンタルをしたいとき、ぜひ活用してみてください。
ジャケット
大人びたコーデや、よりしっかりとしたフォーマル感を狙うならば、ボレロよりもジャケットのほうがおすすめです!
地味な雰囲気にならないか不安なときは、カラーやアクセサリーを工夫するとよいでしょう。
ただし、カジュアルな席で着るには、少し印象が固くなりがちです。
式のあと二次会にも出席する方は、ジャケットはクロークなどに預けて、ノースリーブで参加すると、雰囲気を変えることができます。
カーディガン
ニットのカーディガンはカジュアルウェアなので、フォーマルな席での着用はNGです。
しかし、肌寒い季節は、温かいカーディガンが欲しいですよね。
寒いのは苦手! という方は、荷物に入れて持っていきましょう。
ニットも、会場の行き帰りに着るのはOK!
式の間は、クロークに預けておけば問題ありません。
また、友人だけのカジュアルウェディングや、二次会で着ることはできます。
可愛いデザインのカーディガンを、肩に羽織るのも素敵ですね。
ストール
華やかな羽織ものがほしいときには、ストールやショールがおすすめです!
ストールは、肩にかけてラフに垂らしたり、胸元で結んだり、または背中側で結んでベスト風に見せたり…と、バリエーションのいった羽織り方ができます。
画像引用元:ドレスレンタル cariru(カリル)
結び方によってドレスにいろいろなニュアンスをつけられるのがポイントです。
格式ばった感じがないので、結婚式だけでなく、二次会でも活躍します。
ショール
ショールもストールのような形状ですが、ストールよりも大型で生地が厚手、という違いがあります。
そのため、ストールのようにラフに垂らすのではなく、三角に折って肩をすっぽり覆うのが一般的です。
軽く結ぶのもよいですし、ショール留めを使うとより華やかな印象になります。
ショールの上にコサージュをつけるのも良いですね。
冬の結婚式には生地が厚いショール、夏の結婚式は透け感のある生地を使ったストールと、使い分けるのがよいでしょう。
30代の結婚式お呼ばれの服装は、ノースリーブのみではNG
30代の結婚式お呼ばれでは、20代よりも「フォーマル感」と「落ち着き」が強く求められます。
友人だけでなく、仕事関係で結婚式に参加することも増えます。
ノースリーブドレスには羽織ものをプラスして、落ち着いたフォーマル感を出しましょう。
30代の結婚式お呼ばれにおすすめの服装
落ち着きを出したい30代の結婚式お呼ばれに、おすすめのアイテムをご紹介していきます!
ジャケット
ジャケットは、30代の方の羽織ものとしてイチオシのアイテムです。
羽織るだけでフォーマル感が出ますね!
少し若向きかもしれない……というドレスも、ジャケットを羽織れば、落ち着いたコーデに早変わり。
手持ちのドレスを活用できますね。
また、ボレロよりも体のラインを隠す効果が高く、気になる二の腕やウエストをすっきり見せてくれるのも、おすすめなポイント。
袖丈、裾丈が少し短いデザインにすると、ドレッシーな雰囲気になります。
人気のノーカラージャケットは、スーツとボレロの中間のようなニュアンス。女性らしい、ライトでやわらかなコーデになります。
画像引用元:ドレスレンタル cariru(カリル)
きっちりとしたフォーマル感が欲しい方は、テイラードジャケットや、タキシードジャケットのような襟つきがおすすめです。
明るい色のドレスにはネイビーやブラウン、暗い色のドレスにはライトグレーやシャンパンカラーなど、ドレスとは対照的なカラーを選ぶと、メリハリが出ますよ!
パンツスタイル
もう一歩、周りと違ったドレスアップをしたい、という方には、パンツスタイルはいかがでしょうか。
パンツは、ハードルが高いと思われるかもしれません。
しかし、着こなせればスレンダーなシルエットがかっこよく、一味違った大人のおしゃれ感を出すことができますよ!
パンツスタイルで気をつけたいポイントをいくつか紹介しておきましょう。
まず、パンツスタイルはドレスよりも地味な印象になりやすいので、明るめの色を選び、アクセサリーで華やかさをプラスしましょう。
パンツ部分の幅や裾の長さでイメージが大きく変わります。
サイズ感はシビアにチェックしておきましょう。
画像引用元:ドレスレンタル cariru(カリル)
パンツスタイルであっても、ノースリーブのアイテムには羽織ものをはおりましょう。
注意点として、パンツスタイルはドレスよりも格式が下、という位置づけになっています。
ゲストの場合は問題ありませんが、新郎新婦の家族、親族の立場で出席する場合は、フォーマルなドレススタイルのほうが良いかもしれません。
ドレスレンタルでぴったりなノースリーブドレスを見つける
ちょうど良いドレスや羽織ものが手元にない! という場合は、ドレスレンタルがおすすめです。
ネットで予約し、レンタルと返却は郵送で行う、というシステムが多いので、全国どこからでも利用できます。
ここまでにも、具体的にいくつかのレンタルサービスをご紹介してきました。
こちらの記事ではさらに、いろいろなドレスレンタルサービスを比較しています。
ドレスレンタルサービス比較まとめはこちら
どんなレンタルがあるか、もっと知りたい方や、自分に合ったところを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
結婚式でノースリーブドレスを着る際の注意点を紹介しました。
いろいろとややこしく見えるかもしれませんが、とりあえず、「昼の結婚式はノースリーブの上に羽織ものを重ねる」、というシンプルなポイントを覚えておけば、ドレスコードから外れる心配はありません。
プラスして、落ち着いた雰囲気を出したい、華やかさを出したいといったときは、羽織ものを活用するとよいでしょう。
素敵にドレスアップしてくださいね!
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!