子どもの晴れ舞台には、きちんとした服装で参加したいものです。
でも、入学式や入園式に参加する機会は少ないため、どんな服装で行けばいいのか迷いますよね。
この記事では、入園式・入学式にふさわしいママの服装、持ち物のマナーについてピックアップしました。
また、1週間前でも間に合う、セレモニースーツのレンタルも紹介します。
Contents
入園式・入学式のママの服装は「セミフォーマル」の着用がマナー
入園式・入学式は、「セレモニースーツ」や「ワンピースーツ」が適しています。
こうしたフォーマルスーツは、スタイルとしては「セミフォーマル」になります。
フォーマル | 正礼服 マキシ丈のアフタヌーンドレス、イブニングドレス |
---|---|
セミフォーマル | 準礼服 セレモニースーツ、パーティードレスなど |
インフォーマル | 略礼服 ワンピースなどのお出かけ着 |
セミフォーマルは、セレモニースーツからパーティードレスまで幅広いのですが、入園式・入学式は「きちんと感」、「清楚さ」が求められます。
そのため、ドレスやワンピースドレスではなく、スーツを着るのが正解です。
- ワンピーススーツ
- セパレートスーツ
- パンツスーツ
セレモニースーツには、大きく分けてこの3タイプがあります。
できれば、ボトムと上着がセットになった、アンサンブルタイプがおすすめです。
入学式・入園式の服装で気を付けたいポイントはこちら。
- ひじよりも長い袖丈
- ひざからミモレ丈のスカート丈
袖やスカート丈は、短すぎないものを選びましょう。
同色・同素材で揃えるほうが、きちんと感を出すことができるのでおすすめです。
インフォーマルでもOKな場合も
学校・幼稚園によっては、あまり堅苦しくない雰囲気で、入園式・入学式を行うこともあります。
そんなときは、セミフォーマルよりもくだけた「インフォーマル(略礼装)」で出席してもOK。
迷ったときは、ママ友さんや先生にリサーチすると安心です。
インフォーマルな服装の例はこちらです。
- お出かけ用のワンピース(上着なし)
- プリントワンピース
- 上下の色、素材の違うお出かけ着
- ニットや混紡素材のお出かけ着
披露宴の二次会や、友人同士で行うパーティーなどに着て行くような、お出かけ着を想定するといいでしょう。
フォーマル、セミフォーマルと違い、柄の入ったワンピースや、ニットのような、カジュアルダウンした素材もOKです。
手持ちのお出かけワンピースに、きれいめのジャケットを合わせるのも良いですね。
ただし、カジュアルウェアではなく、あくまで礼服、きちんとした席に着て行けるような服装ですので、注意しましょう。
入園式・入学式のママの服装マナー【小物編】
フォーマルを着るときには服以外にも、アクセサリーやバッグなど、小物にも気を配りたいもの。
入園式・入学式は、それほど堅苦しい席ではありませんが、持ち物のマナーはあります。
アクセサリーから靴まで、気を付けたいポイントを見ていきましょう。
アクセサリーのマナー
入園式・入学式で着けるアクセサリーは、「上品・ひかえめ・シンプル」を基準に選びましょう。
ただ、お祝いの式ですし、明るい色のスーツを着る方も多いですから、少し華やかさを意識するのも良いですね。
ちなみに、着けてはいけないアクセサリーはありません。
着けていくアクセサリーは、どんなデザインを選ぶのがいいのか、つぎの表にまとめました。
ネックレス | パールネックレス パールやダイヤの一粒ネックレスなど |
---|---|
イヤリング・ピアス | プラチナ、ひかえめなビジューのもの |
コサージュ | 小ぶりで華やかな色のもの |
ブローチ | 小ぶりなもの |
ブレスレット | スリムチェーンなどひかえめなデザイン |
ネックレスで、いちばん人気なのはオーソドックスなパールのものですが、派手でなければパール以外でもOK。
パールをあしらったビジューネックレスや、ダイヤなどの一粒ネックレスもおすすめです。
胸元に着けるコサージュは、サイズをおさえて、色やデザインを華やかにすると、上品に仕上がります。
コサージュの代わりに、胸元に小ぶりのブローチをつけても良いでしょう。
ブレスレットはシンプルなものであればOKですが、袖で隠れてしまうので着けないという人も多いようです。
入園式・入学式のアクセサリーは必須ではありませんが、お祝いの式ですから、できればひとつは身に着けるのがおすすめです。
ストッキングのマナー
前トピックで解説したように、入園式・入学式の服装は、セミフォーマル。
セミフォーマルには、ベージュのストッキングを着けるのがマナーです。
ストッキングは、薄手でも厚手でもかまいませんが、肌色に近い色を選んでください。
- 肌色に近いベージュを選ぶ
- 寒いときは厚手のストッキングもOK
- ベージュ以外の色、柄・ラメ入りはNG
- ベージュでもタイツはNG
タイツはカジュアルウェアなので、フォーマルウェアのときに履くのはNG。
25デニール以上がタイツ、それ25デニール以下がストッキングになります。
ストッキングやレッグウェアに、学校指定の色がある場合は、このマナーに沿わなくても、そちらに合わせてください。
バッグのマナー
フォーマルに合わせるのは、小型のハンドバッグ。
それと一緒に、かさばる荷物を入れるための、サブバッグも持って行きましょう。
ハンドバッグの選び方は、つぎの表を参考に見てみてください。
素材 | 本革、またはサテンなどの布 |
---|---|
色 | ダークカラー。ベージュなど明るい色もOK |
金具 | 目立たなければOK |
NG | 生き物感のある革素材、カジュアル素材、ビビッドカラー、ブランドロゴなど |
バッグの色は、スーツに合わせるのが統一感が出ておすすめです。
ただ、スーツもバッグも黒いと、お葬式のような暗い印象になりやすいため、明るい色にするといいですね。
ダーク系の色なら落ち着いたコーデになり、白やベージュ、シャンパンカラーなどの明るい色は、華やかで春らしいコーデになります。
スリッパやカメラ、学校からもらったプリント類など、入学式は持ち物が多いため、サブバッグは必須。
でも、サブバッグのマナーはあいまいで、選ぶのが難しいです。
入学式・入園式におすすめのサブバッグは、こんなものを選ぶと良いでしょう。
- 少し大きめのトートバッグ
- 黒・ネイビー・ブラウンなどの落ち着いた色味
- 皮・布素材
サブバッグはこれといったマナーはないものの、カジュアルバッグはNGです。
- 大きいショルダーバッグやボストンバッグ、リュック
- ビニール、ナイロン、キャンバス、デニム素材
靴のマナー
靴は、バックのマナーと似ていて、選び方のポイントはほぼ同じです。
こんな靴を選べば、失敗しないでしょう。
- スムースレザー、スエード、エナメル素材
- 黒、ネイビー、ベージュなどのベーシックカラー
- 爪先が覆われたパンプス
パンプスのストラップは問いません。
ヒールは5cm以下の、疲れにくいものを選びましょう。ヒールのないものでもOKです。
また、つま先の開いているオープントゥはNG。
少し装飾がついているものはOKですが、スパンコールやラメなどでキラキラしているものは避けてください。
靴の色を選ぶときは、バッグと同じようにスーツと同系色を選ぶのがポイント。
バッグと靴の色を揃えるのも、コーデに統一感が出るのでおすすめです。
ブラックやブラウンなどのダーク系は、引きしまった印象になり、白、ベージュ、ライトグレー、くすみピンクなどは差し色になって明るい印象になりますよ。
入学式のママの服装のNG・注意点
入学式での服装や小物のマナーを紹介してきました。
ここで、服装マナーのNGポイントを、おさらいしておきましょう。
- 露出の多い服
- ビビッドカラー(服、バッグ、靴)
- カジュアルウェア、カジュアルアイテム
- 派手すぎる小物
ミニスカートやノースリーブのほか、えりが大きく開いたデザインもNGです。
服装はわかりやすいですが、小物はちょっと難しいです。
たとえば、パールといっても、バロックパール、フェイクパールのアクセサリーは、カジュアルアクセサリーですから、入園式・入学式にはNG。
布素材のバッグや靴も、どこからがカジュアルなのか、判断が難しいものも多いです。
迷ったら、できるだけストレートに、マナーにそった服、アイテムを選んでおくと、当日ハラハラしなくてすみますよ。
レンタルなら、お得に賢くマナーに沿ったセレモニースーツを用意できる!
入学式にママが着る、セレモニースーツ。
ですが、セレモニースーツは、なかなか着る機会が少ないので、購入するのにも悩みますよね。
そこでおすすめなのがレンタルです。
「でも、レンタルって、すぐに届かないんじゃない?」
「1週間後までに用意しなきゃいけないけれど、大丈夫?」
そんな不安がある人も大丈夫。
ドレスレンタルショップcariru(カリル)では、セレモニースーツも豊富に取り扱っていて、最速3日でレンタルアイテムが届きます。
一部のエリアは4日後ですが、それでも1週間前なら余裕でレンタルできるのです!
この記事で、紹介しているスーツもCariruのもの。
トレンド感のある、おしゃれなスーツがたくさんあり、ワンピース・スカート・パンツなど種類も豊富!
クリーニングも不要ですし、着ないスーツの収納にも悩まないので、手間を考えるとコスパ抜群ですよ。
- 急ぎでセレモニースーツを探している人
- しばらく卒業式・卒園式の予定がない人
こんな人は、ぜひCariruを使ってみてください。
【入園式・入学式の服装】20代のママは「かわいい」要素を取り入れて
20代のママは、お子さんがまだ小さいこともありますので、「若々しさ」、「かわいさ」を意識したスーツがおすすめ。
春という季節を考えて、白やベージュなど、思い切って明るい色でもいいですね。
入園式・入学式以外でも着回したい人は、ライトグレーなど、少しトーンを落とした色を選ぶと、幅広いシーンに使いやすいです。
ネイビーや黒のスーツを着る方は、明るい色のブラウスを合わせたり、コサージュを明るい色にすると良いでしょう。
スカートは少し短めのひざ丈にすると、かわいい印象になります。
タイトなものよりも、Aラインスカートやフレアスカートなど、ボリュームのあるラインは、軽やかに見えますよ。
【入学式・入園式の服装】30代のママは、華やかさが鍵
20代は「かわいい」でしたが、30代のママが狙うのは、「華やかさ」。
いちばん意識したいのは、スーツの生地です。
シルク、シフォンなど、薄くて軽い生地は、服に動きと表情が出て、華やいだ雰囲気に。
しっかりした仕立てが好みの方には、ツイードのように立体感のある生地や、ラメ入りの生地がおすすめです。
スカートは、20代のママよりも少し長くして、ひざ下からミモレ丈くらいにすると、落ち着いた雰囲気になりますよ。
【入学式・入園式の服装】40代のママのスーツは、上品さを意識しよう
40代のママは、「上品さ」と「体型カバー」がポイント。
オーソドックスなデザイン・色を選ぶと、上品な雰囲気になります。
40代は結婚式、謝恩会など、セレモニースーツを着る機会が増えるため、オーソドックスなものを持っておくと、着回しがしやすいです。
また、40代は、少し体型が気になりはじめる年代でもありますので、体型をカバーできるデザインを選ぶのがポイント。
- ゆったりデザインのワンピースやパンツ
- ノーカラージャケット
- ボタンのついていないジャケット
こんなアイテムなら、体系をカバーしやすいですよ。
ゆったりしたワンピーススーツや、ワイドパンツのスーツは、体型カバーアイテムの定番。
ノーカラーや丸首タイプのジャケットは、首やデコルテ周りをすっきりと見せる効果があります。
ウエスト、下腹が少し気になる方は、ボタンなしのジャケットを選びましょう。
ボタン付きのジャケットは、ボタンを留めないとマナー違反ですが、ボタンのないタイプは、羽織るだけでもOK。
ウエストが、ぴっちりにならなくて済みますよ。
まとめ
入園式・入学式はセレモニースーツでのぞみましょう。
記事で紹介してきたように、セミフォーマルは服装だけでなく、バッグなどの持ち物にも、いろいろマナーがあります。
はじめは、細かくて大変かもしれませんが、基本をつかんでしまえば大丈夫。
入園式・入学式の装いは、堅苦しいだけでなく、華やかに飾ることもできます。
春らしいコーデで、お子さんのスタートを一緒にお祝いしてくださいね。
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!