大人っぽく、上品な印象になるくすみカラー。
くすみカラーが似合わないと感じる人は、パーソナルカラーが原因かもしれません。
この記事ではくすみカラーが似合わない人の特徴と、コーディネートに取り入れるコツを紹介します。
上手にくすみカラーを取り入れて、おしゃれの幅を広げましょう。
Contents
くすみカラーとは?
グレーがかった色のことを、くすみカラーと言います。
ニュアンスカラー、ダスティカラーなどと呼ばれることも。
カラーチャートでいうと、ソフトトーン・ダルトーン・ライトグレイッシュトーン・グレイッシュトーンあたりの色味を指します。
グレーが混ざっているので、鮮やかすぎず、大人っぽく優しい印象になります。
くすみカラー人気は、洋服以外のところにもあります。
コロナ渦で、カラーマスクが流行しましたが、くすみカラーのものがとくに人気で、店頭でもたくさん見かけますよね。
くすみカラーは、ナチュラルで肌なじみが良く、カラーアイテムでも大人っぽく見えやすいのが、マスクに選ばれる理由です。
でも、実際に着けてみたら、なんだかくすみカラーが似合わない、と感じている人もいると思います。
それは、自分のパーソナルカラーとくすみカラーの相性かもしれません。
くすみカラーが似合わない理由は、パーソナルカラー
パーソナルカラーのなかでも、スプリングやウインターの人は、くすみカラーが似合いにくい傾向です。
まずは、スプリングとウインターの特徴を見ていきましょう。
- 明るく黄みがかかった肌
- 色白な人が多い
- 暖かく華やかな印象
- 瞳や髪の色素が薄く、明るいブラウン系
スプリングは、くすみのない暖色が似合うタイプです。
同じ色なら、黄みがかったものを選ぶのがおすすめ。
例えば、ピンクならコーラルピンク、緑系ならアップルグリーン(黄緑)などが、黄みがかった色です。
グレーとベージュなら、ベージュが似合い、アクセサリーはゴールドが似合います。
苦手なのは、無彩色のグレーや、青みがかった色、シルバーです。
つぎに、ウインターの特徴を見ていきましょう。
- 色白で赤みのない肌
- 頬がピンクみのかかった色
- 瞳や髪が黒く、はっきりとしている
- クールでエキゾチックな雰囲気
ウインターは、くすみのないビビッドカラーが似合うタイプ。
コントラストがはっきりしたコーディネートが得意で、無彩色も似合います。
ブルーベースなので、青み系の色が得意で、ピンクならマゼンダピンク、グリーンなら黄みのない濃いグリーンがおすすめです。
苦手なのはベージュ、オレンジなどの黄色みが強い色、くすんだ色や淡い色。
スプリングとウインタータイプは、似合いにくい傾向がありますが、着るのを諦めなくてはいけないかというと、そうではありません。
ポイントをおさえれば、くすみカラーをコーデに取り入れることができますよ。
つぎは、くすみカラーが似合わない人が、アイテムを着こなすコツを紹介します。
くすみカラーが似合わない人の着こなし方
くすみカラーが似合わない人は、コーデのときにつぎのポイントを意識すると、似合わせられるかもしれません。
- くすみカラーの他に、似合う色や要素を加える
- 顔の近くにくすみカラーを持ってこない
- バッグや靴などの小物で取り入れる
- くすみカラーのなかでも明るい色を選ぶ
例えば、ウインタータイプなら、相性のいい黒のトップスをチョイスしてなじませるという方法があります。
スプリングならゴールド、ウインターならシルバーなど、アクセサリーを似合う地金の色にするのもおすすめです。
バッグや靴などの小物で取り入れれば、顔から遠く、ワンポイントなので、パーソナルカラーに影響しにくいですよ。
また、くすみがかっていても明るめの色を選ぶのもポイント。
後のトピックで詳しく紹介しますが、ダークトーンに近い暗い色は、くすみが得意なタイプの人でも、老けて見えやすいのです。
比較的明るいソフトトーンなどを選ぶことで、自分になじみやすくなりますよ。
くすみカラーが似合うパーソナルカラー
くすみカラーが似合うのは、ブルベサマーとイエベオータム。
つぎは、このふたつのタイプについて紹介します。
- 淡くくすんだ、青み系の色が得意
- やわらかくエレガントな印象
- ラベンダーや薄いグレー、くすみピンクやくすみブルーなどが似合う/li>
サマーは、ブルベで淡い色が得意、そしてくすんだ色が得意です。
黒や、コントラストの強い色が苦手な傾向。
紫陽花のようなイメージがあるのが、サマーの特徴です。
イエベでくすみカラーが似合うのはオータム。
- イエローベースでこっくりした色が得意
- シックで落ち着いた雰囲気を持つ
- カーキやマスタード、レンガ色などが似合う
オータムは、名前の通り秋のような、深く落ち着いた雰囲気が似合います。
サマーやオータムはくすみカラーが似合ういますが、明るいブライトカラーやビビッドカラーは似合いにくいのが特徴です。
どのタイプが良いというものではなく、それぞれに得意な色と苦手な色があります。
すべて意識する必要はありませんが、似合うものを見つけたい人は、パーソナルカラーを指標にするのがおすすめです!
大人より若い世代の方が、くすみカラーが似合う?
どんなタイプの人であっても、くすみが強い色(グレイッシュな暗い色)は顔色が暗く見える原因になります。
ある程度年齢を重ねると、暗い色よりは明るい色の方が顔色が綺麗に見えるのも確かで、肌がみずみずしい若い世代だからこそ、くすみカラーが映えるとも言えるのです。
大人世代は適度にくすみカラーを取り入れつつ、明るい色も上手に合わせていきましょう。
上記でも簡単に触れていますが、どのパーソナルカラーでも、暗くくすんだ色は、顔色が暗く見えやすいです。
また、くすみカラーは若い人のほうが似合う傾向。肌がフレッシュだから、くすみカラーを着ていても映えるのです。
大人世代で落ち着いた印象にするために、くすみカラーを取り入れる、という人も多いですが、老けて見える原因にもなります。
顔周りの色は明るいものにしたり、くすみカラーでも明るい色のものを選んだりすると良いでしょう。
まとめ
くすみカラーが似合わないのは、自分のパーソナルカラーとの相性が原因かもしれません。
似合わないといわれるパーソナルカラーは、つぎの2タイプです。
- イエローベースの春「スプリング」タイプ
- ブルーベースの冬「ウインター」タイプ
似合わないタイプだからと、すべてを諦める必要はありません。
つぎの方法を試してみてください。
- 顔の近くにくすみカラーを取り入れない
- くすみカラーは、小物で取り入れる
- 似合うアイテムと組み合わせる
- 明るめのくすみカラーを選ぶ
また、暗くくすんだ色は、どんなタイプでも、顔が暗く見えやすいです。
似合わせや垢抜けを意識するなら、明るい色を選ぶのもポイントになりますよ。
くすみカラーを上手に取り入れれば、上品で落ち着きのあるコーディネートができます。
この記事を参考に、コーデに加えてみてくださいね。
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