「子連れで結婚式に参列。どんな服装で行くべき?」
「子供にはどんな服装をさせればいいの?」
小さなお子さんとの結婚式へのお呼ばれは、お子さんがじっとしていられるかどうか、心配ですよね。
お子さんから目が離せないため、動きやすい服装でいたいママさんは多いのではないでしょうか。
しかし、動きやすさを重視しすぎるとマナー違反にならないか、バランスも気になります。
そこで、子連れで結婚式に参列するママさんがどんな服装で行けばいいか、気になるポイントにお答えしていきます!
お子さんの服装や、かんたんにドレス一式がそろうドレスレンタルについてもご紹介します。
楽ちんだけれど、きちんとしてる。
そんな親子コーデで参列できれば、結婚式がもっと幸せであふれます!
Contents
子連れで結婚式に参列するママの服装。フォーマルじゃなくても大丈夫?
結婚式の服装は、子連れであってもフォーマルが基本です。
しかし子連れでの参列は大変ですから、フォーマルの範囲内で、やや略式なスタイルにしても構いません。
親しい友人や義姉・義弟など義理の親族のように、子連れで参列するのは大事な関係の式が多く、マナー違反が特に心配になるのではないでしょうか。
子連れで参列するママにとって気になる服装のポイントを、順にご紹介していきます!
子連れで結婚式に参列するママの服装。パンツやヒールなしの靴でOK!
子連れでの参列には、パンツドレスやヒールなしの靴がおすすめです。
結婚式だからといって、必ずしも、「ヒラヒラしたドレスにハイヒール」のようなスタイルが求められるわけではありません。
パンツドレスを着ても大丈夫?
パンツドレスはスカートと比べると略式ですが、ほとんどの会場では着用OKです。
0才から2才くらいまでは、ベビーカーに寝かせておいたり、抱っこしてあやしながら時間を過ごしてもよいのですが、子供が2才以上になると、そうもいかなくなります。
好奇心が旺盛になって、しゃがんだり、走り回ったり、いろいろなものをいじりたがったり。
動き回る子供に合わせて、より機敏に動けるドレスを着ておきたいところです。
裾を気にせず立ったりしゃがんだりできるパンツドレスは、なにかと便利ですね。
ただし、パンツドレスNGの会場もありますので、気をつけましょう。
神社での結婚式ではパンツドレスNG
神社での結婚式では、パンツドレスの着用はNGです。
おごそかな神社での結婚式では、厳格なフォーマルスタイルが望ましいとされます。
パンツドレスはスカートよりも格式が下がってしまうので、おごそかな式にはそぐわないのです。
もっとも、新郎新婦や親族に合わせて、ゲストも和装礼服でなければならないわけではありません。
神社での結婚式に参列するゲストが、洋装のドレスを着ていてもOKです。
ヒールのない靴をはいてもいい?
子連れで結婚式に参列するママがローヒールやヒールなしの靴をはくのはOKです!
ハイヒールの靴じゃないとだめ? と、心配な方もいるかもしれませんが、子連れのママさんはむしろ、ハイヒールの靴は避けたほうがいいです。
子供は、ちょっと目を離したすきに、イスから降りたり、何かをいじったりと、とかく落ち着かないもの。
何かあったときに、お母さんがすぐに動いて対応できるように、動きやすい靴がおすすめです。
また、結婚式場の床はカーペットががほとんどですので、小さい子供を抱っこしながら、カーペットをハイヒールで歩くと、つまずいたり、転んだりするリスクもあります。
素材や形状のドレスコードを守っていれば、問題はありません!
靴のドレスコードをおさらいしておきましょう。
- 素材はシルクやエナメルなどが○
- キャンバス、ビニールなどカジュアル素材は×
- オープントゥは×
- ただし、くるぶしのストラップはOK
ヒールが低いとドレッシーな雰囲気は少し後退しますが、つま先が尖ったデザインを選ぶと、フォーマル感やおしゃれ感が出せます。
ほかのアイテムも、子連れで参列するママの服装は、動きやすさをメインにするのが便利です。
子連れのママさんにストール、ショールは不向き
ストールやショールは、子供の相手をするには非常にじゃまになります。
両肩を包むので腕の動きが制限されますし、急いで立ち上がったはずみに、隣のイスに引っかかる危険もあります。
また、子供を抱っこした拍子に、顔に引っかかったり、かぶさってしまったりもします。
羽織ものは、ジャケットやボレロなど、動きやすいものを選びましょう。
アクセサリーなしでも大丈夫?
子連れでの参列に、アクセサリーを着けるのは心配になりますよね。
特にネックレスなどは、お子さんを抱っこしたときに顔に当たる危険もあります。
子連れの方は、アクセサリーを着けずに出席してもかまいません。
前述のネックレス、イヤリング、コサージュなどは、抱っこのときにケガの危険もありますし、子供が引っぱって糸が切れたり、金具が壊れるケースもよくあります。
子供はキラキラしたり、揺れて動いているものが好きですから、手が届く位置に着けるアクセサリーは、外しておきましょう。
アクセサリーは、子供の手が届かない、ヘアアクセサリーのみにするとよいでしょう。
ほかにアクセサリーを着ける場合は、チョーカーや、揺れないタイプのイヤリングなどが比較的安全です。
赤ちゃん連れのママさんには、授乳口つきのドレスがおすすめ
乳離れしていない小さなお子さんを連れての参列では、式の間に赤ちゃんに授乳しなければなりません。
授乳口つきのドレスを着ておけば、すぐに授乳ができます。
授乳口のついたドレスは、大まかに分けて、次の3つのタイプがあります。
- 胸あてがついているタイプ
- 胸にスリットが入っているタイプ
- 脇にファスナーがついているタイプ
「胸あてタイプ」は、切れ込んだえりの間に胸あてがついており、胸あてを外して授乳します。
「スリットタイプ」は、ちょうど胸の辺りにさりげなくスリットが入っており、そこから授乳ができます。
肩にケープがついており、胸元をすっぽり覆うようにデザインされているので、スリットから肌が見える心配はありません。
「ファスナータイプ」は、ちょうど脇の縫い目のところがファスナーになっており、ファスナーを開けて授乳します。
授乳口つきドレスは、ドレスレンタルショップでも数多く取り扱っています。
たとえばこちらは、ドレスレンタルCariruのマタニティドレスです。
デザインも生地もほかのドレスと変わりなく、授乳口つきドレスとはわかりませんね。
Cariru(カリル)では、ドレス選択画面で「マタニティ」を選ぶと、授乳口付きのドレスを簡単に探せます。
Cariru(カリル)はデザインも豊富で、人気のレンタルサービスです。
赤ちゃん連れや、小さいお子さん連れのママさんに、ぴったりのドレスがきっと見つかります!
どんなドレスがあるか、こちらからぜひ、見てみてください。
マタニティドレスもOK!
Cariru(カリル)についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
子連れで結婚式に参列するママのドレス選び、そのほかのポイント
子連れで結婚式に参列するママさんは、ドレス選びで、以下の2点に気をつけておきましょう!
- 動きやすく、シワになりづらい。
- 汚れが目立たない。
動きやすさはもちろんですが、子供を追いかけている間にせっかくのドレスがぐしゃぐしゃに…なんて、悲しいですよね。
子連れで参列するママさんは、シワになりにくい素材のドレスを選ぶのがポイントです。
子供の手が引っかかるような生地や、ケガしてしまいそうな飾りのないものを選ぶのも大切ですね。
また、汚れの目立たない色にしておくのがおすすめです。
子供がソースやケチャップがついた手でドレスをさわったり、飲み物をこぼしてしまうリスクも、ないとは言いきれません。
ネイビーなど、汚れの目立たない色を選びましょう。
子連れで結婚式に参列するママにはドレスレンタルが便利!
子連れで参列するため準備の多いママさんには、ドレスレンタルが便利です。
赤ちゃん連れで参列するための授乳口のついたマタニティドレスや、成長の速い子供のフォーマルドレスは、1度きりしか着ないかもしれません。
ドレスレンタルなら、買うよりも安く、おしゃれなドレスを楽しめます!
特におすすめなのが、店舗に行かずに借りられるネットレンタルショップ。
子連れでお店に行くのが難しいママさんも、安心してドレスを選べます。
先程もご紹介したCariru(カリル)は、豊富なラインナップで人気のドレスが並びます。
子連れで結婚式に参列するための動きやすいドレス、パンツドレスやマタニティドレス、キッズドレス、そして靴まで、一気にそろっちゃうんです!
少しでも楽に結婚式の準備をそろえて、当日はお子さんと一緒に楽しみましょう!
ママもキッズもおまかせ
Cariru(カリル)の詳しい利用方法や、実際に利用してみた体験談は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ほかのレンタルも見てみたい! という方は、こちらの記事で、たくさんのおすすめサービスをご紹介しています。
ぴったりの1着が見つかる! おすすめドレスレンタル紹介ページはこちら
あわせてぜひ、ご覧ください!
子連れで結婚式に参列するママ。マザーズバッグは持ち込んでも大丈夫?
子連れで結婚式に参列するのに、かさばる荷物はマザーズバッグに入れましょう!
結婚式、披露宴では荷物はできるだけコンパクトにするのがマナーとされていますが、マザーズバッグは例外で、持ち込んでもOK、です。
結婚式当日の荷物がどれぐらいになるか、必要なものをリストアップしておきたい方は、こちらの記事も役立ててくださいね。
結婚式ゲストの持ち物リストはこちら
トート型のマザーズバッグのほか、リュックタイプでもOK。普段使いの綿素材のバッグも使って構いません。
ただしフォーマルな席ですから、汚れたり破れたりしたバッグは避けましょう。
サテンなどを使ったフォーマルサブバッグの中には、大きめサイズのものもあります。そうしたサブバッグをマザーズバッグにしてもいいですね。
行き帰りの荷物だけ何とかなればOKな方も、いるかもしれません。
行き帰りの大きな荷物は、クロークを利用すると便利です。
結婚式に持ち込む荷物・預ける荷物とクロークの基本的な使い方は、こちらの記事でまとめてご紹介しています。
あわせて参考にしてください。
注意! チャペルや神社はマザーズバッグを持ち込めない場合も
チャペルや神社で結婚式を行う場合は、マザーズバッグのように大きな荷物の持ち込みはできないのがほとんどです。
チャペルや神社は、結婚式場のように広くないので、大きなバッグを持ち込んでも置くスペースがない、さらにクロークやロッカーも設置していないから、というのが理由のようです。
サブバッグの持ち込みはOKなので、最小限度の荷物だけをサブバッグに入れて持つするとよいのではないでしょうか。
または、リュックは、収納力の割にサイズはコンパクトですから、必要なものをリュックに入れて、式の間は足元に置く方法もあります。
どうしても子供のための荷物を持ち込む方法がない場合、式の間だけ控室で待って、披露宴から参加する方もいるようです。
赤ちゃん連れで結婚式に参列するママ。ベビーカーを持ち込んでも大丈夫?
ベビーカーの持ち込みがOKかどうかは、事前に会場に確認するのがベストです。
赤ちゃん連れの参列では、寝かせておいたり、すぐに移動できるベビーカーが便利ですよね。
しかし、ベビーカーを使用できるかどうかは、会場の広さやテーブルのセッティングによって変わってきます。
ベビーカーで出席するメリット
ベビーカーが使用できる会場であれば、赤ちゃんはベビーカーに乗せて参列するのがおすすめです。
ベビーチェアを用意してくれる会場もありますが、座り心地が合わないとぐずってしまうかもしれません。使い慣れたベビーカーに乗っているほうが、赤ちゃんも落ち着きます。
眠くなってきたら、そのままベビーカーの上でお昼寝の態勢に入ればOK。
逆に、ぐずり出したらベビーカーを押して速やかに退室できます。
おむつ替えもそのままベビーカーの上でできるので、おむつ替え台を探す必要がなく、スムーズに交換ができます。
ベビーカーを使用しないほうがいい理由は?
ベビーカーは便利ですが、持ち込みNGの会場もあります。
また、ベビーカーは場所を大きくとり、出入りも大変なため、持ち込みを快く思わない方もいます。
ベビーカーで参列するなら、できれば入り口に近い席を用意してもらいましょう。
ぐずったらすぐに退出でき、会場の出入りの際に、周りのゲストの方々をわずらわせなくてすみます。
赤ちゃん・子連れの結婚式参列は、親族のみが基本
赤ちゃん連れ・子連れで参列できるのは、新郎新婦の兄弟姉妹など、親族に限られるのが基本です。
もっとも、友人の結婚式で、「ぜひお子さんも一緒に」と招待されている場合は、もちろん参加OKです。
小さなお子さんがいることを喜ばない方もいますので、お子さんも招待されているかどうかを、きちんと確認しましょう。
また子連れでの参列には、ママはもちろん、多くの方の配慮が必要となります。
近くの席の人にはきちんとあいさつするなど、周りへの気遣いも忘れないようにしてくださいね。
ママと一緒に結婚式参列する、子供の服装マナーは?
子連れで結婚式に参列するときは、子供の服装にも気をつけておきましょう!
子供の服装もフォーマルが基本
子連れで結婚式に参列するなら、ママと同じように、子供の服装もフォーマルが基本です。
もっとも、大人ほど厳密ではなく、きれいめのお出かけ着でもOKです。
気をつけたい、子供の服装のNGポイントをまとめました。
- デニムやTシャツなどのカジュアルウェア
- 白いドレスやスーツ
- 裾丈の短いスカート
- コスプレ、仮装系の衣装
- 毛皮やファーの羽織りや服
マナーを守って、きれいにドレスアップさせてあげてください!
ちなみに制服は正装ですから、制服で結婚式に参列してももちろんOKです。
しかし、制服は普段使いするのでくたびれて見える、地味な制服よりかわいいドレスの方が式が華やぐ、と、制服での参列には否定的な意見もあります。
制服を着るかどうかは、厳かな神社、フレッシュなレストランかといった、会場の雰囲気に合わせて決めてもいいかもしれませんね。
靴・靴下マナーも忘れずに
ズックやスニーカーでの参列はNGです。
靴は革または合皮のものを選びましょう。
子供は靴下でOKですが、ストッキングを履くのであれば、大人と同じで白はNGです。
詳しいストッキングのマナーは、こちらの記事でご紹介しています。
ママのストッキングと合わせて、ぜひチェックしてください。
結婚式で履くストッキングの選び方・マナーはこちら
まとめ
子連れ結婚式の服装のポイントを、以下にまとめました。
- フォーマルドレスが基本。
- 動きやすいドレス・靴を選ぶ。
- 会場によってはパンツドレスも可
- 子どももフォーマルが基本だが、多少のカジュアルダウンも可
「動きやすいフォーマルドレス」を選ぶのは、何だか大変そうですが、形状やデザインのポイントをおさえると、比較的楽に選べると思います。
お手持ちのドレスにちょうどよいものがない場合は、レンタルを活用するのもおすすめです。
ドレスレンタルでは、形状、生地ともにいろいろなタイプから選ぶことができますし、赤ちゃん連れの方には、授乳口つきドレスもそろっています。
子連れでの結婚式は大変ですが、じょうずにドレスを選ぶと、負担がぐっと軽くなります。
この記事を参考にして、結婚式をスムーズに乗り切ってください。
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!