クローゼットには服がパンパンなのに、「着る服がない…」と、悩んでいませんか?
何を着ればいいのかわからず、たくさんの服の前で、途方に暮れている女性は多いのです。
そこでこの記事では、どうして「着る服がない」と感じるのかを、パターン別にチェックしていきましょう。
服に困らず、もっとファッションが楽しくなるも方法やサービスもご紹介します。
毎日のコーデを迷わず「これ!」と決められるストレスフリーな生活のため、この記事がお役に立てれば幸いです。
着る服がない症候群、急増中!
「このトップスに合うパンツがない」
「同じような服ばかりで、パッとしない」
「このコーディネートで、周りの人がどう思うか気になる…」
1週間分のコーディネートが十分にできる量の服を持っているのに、何を着たらいいか迷っている女性は、たくさんいます。
鏡の前であれこれ考えていると、あっという間に出かける時間になり、結局いつものコーデで、出かけている人も多いはず。
「やっぱりあの服を着ればよかった…」と後悔したり、「ダサいと思われていないかな?」と心配していると、心からお出かけを楽しめないですよね。
「もっとおしゃれになりたい!」と新しい服を買ってしまうと、クローゼットはさらにパンパンになり、出費も増えます。
逆に断捨離をしすぎて、「次のシーズンに着る服がない…」と悩んでいる人も。
服はありすぎても、なさすぎても、困ってしまいますね。
買っても買っても着る服がないのは、なぜ?
コーディネートに足りないアイテムや、トレンドアイテムを買い足しても、やっぱり「着る服がない」と思ってしまうのは、なぜなのでしょうか。
実は、多くの女性は、自分の持っている服の20%で、日々の80%を過ごしていると言われています。
着たい服がわからない人ほど、クローゼットに服があふれていることが多いのです。
ここでは、着る服がない症候群に陥ってしまう理由を分析してみました。
着てもおしゃれに見えない
自分の体型や雰囲気に合わない服は、垢抜けない印象になり、自然と手が伸びなくなります。
「安いから」と勢いで買った服や、試着をせずに買った服は、実際に着用すると、想像していたイメージと違うことが多く、タンスの肥やしになりがちです。
体型の変化によって、サイズが合わなくなった服も、着心地が悪かったり、太って見えてしまったりして、出番が少なくなります。
本当は似合わないとわかっているのに、「高かったから」「気に入ってよく着ていたから」という理由で、クローゼットに眠っている服、たくさんあるのではないでしょうか。
周りの期待に合った服がない
子育て中の30代~40代にありがちなのは、ホテルでのランチ会やお呼ばれ、学校行事に、着ていく服がないという悩み。
子どもと一緒に公園やショッピングモールに行くカジュアルな服はたくさん持っていますが、フォーマルなシーンに対応できる服がないのです。
イベントだからと、フォーマルな服を買っても、着る機会が少ないので、しまわれたままになってしまいがちです。
イベントごとに買った服が、クローゼットにたまっていくのは、もったいないですよね。
年齢に合ったコーディネートをしなければ、周りから「無理をしている」「おしゃれじゃない」と思われると、不安を感じる人もいます。
「この服、若づくりして見える?」
「ゆったりしたデザインばかりで、おばさんぽいかも」
今の自分に合う着こなしがわからないと、ますます服が決まりません。
今の季節に合わない
春から夏、秋から冬の変わり目は、特に服選びが難しい季節。
急に暑くなったり、寒くなったりしたときに、あわてて去年着ていた服を出すと、トレンドや体型に合わなくなっていて、「着る服がない」と困ってしまいます。
この時期は、気温・湿度の変化が大きいので、室内での冷暖房対策も必要。
重ね着コーデに慣れていないと、着る服の選択肢が限られてしまいます。
流行を追いすぎている
「可愛い!」と一目ぼれしたトレンドアイテムも、流行が去った途端に着るのが恥ずかしくなるもの。
プチプラだからと次々に購入していると、クローゼットに服がどっさり取り残されていきます。
せっかくトレンドアイテムを購入したのに、着る勇気が出なくて、一度も着用することなく、流行が去ってしまう、悲しいケースもあります。
個性的な服、無難すぎる服のどちらかが多い
主役級のアイテムばかりを集めてしまうと、トップスとボトムが主張し合って、うまくコーディネートができません。
手持ちの服と合わないと、着る機会は少なくなりますよね。
逆に、無難な服ばかり集めていると、どれも同じような印象に感じてしまって、おしゃれかどうか、自信が持てなくなります。
お手入れが大変
毎回アイロンをかけなければならない服や、ホームクリーニングができない服は、どんなにおしゃれで可愛くても、出番が少なめになりがち。
特に、忙しい朝は避けるようになってしまいます。
「明日着る服がない…」への対処法
「今日はこのコーデにしよう!」とワクワクできる服がなければ、たくさん服を持っていても、意味がないですよね。
次は、着る服がない症候群から抜け出す、対処法をご紹介します!
自分の持っている服を把握する
着る服がない症候群の人に、まずやってほしいのは、手持ちアイテムの棚卸し。
自分の持っている服を把握すると、「同じようなアイテムがあるから買う必要はない」と判断ができるので、余計な服が増えません。
服をすべてをクローゼットから出して、「よく着る服」「もう出番のない服」に分けると、自分の好きなテイストもよくわかります。
もったいないと思っても、1年出番のない服は、処分してしまうのがベター。
トレンドが去ったアイテムも、思いきって処分しましょう。
よく着ている服でも、着古した印象がある服は、新しいアイテムと入替えて、清潔感をキープ。
アイテムが減ったぶん、クローゼットがすっきりして、服も選びやすくなります。
自分にぴったりのサイズを知る
「このワンピースが着られるように、ダイエットをがんばる!」と、目標になる服はあっても構いません。
ただ、「やせたらまた着られるかも…」と、何となく残している服は、なかなか出番が周ってこないのが現実。
また着られるようになったときには、流行遅れになっている可能性もあります。
今の体型で、スタイルがよく見える服を選んだほうが、毎日を楽しく過ごせますよね。
そのためには、自分の体のサイズを知ることが大切。
自分の体型に合うブランドを覚えておくのもいいですね。
ショップでも、ネットショッピングでも、試着はマストです。
ベーシックな服をそろえる
子どもとのお出かけ、友人とのランチ、学校行事など、さまざまなシチュエーションに対応できるのは、シンプルでベーシックなアイテム。
白いTシャツは、デニムと一緒にカジュアルにも着こなせますし、ジャケットに合わせれば、きちんとした装いにも使えます。
手持ちのアイテムと、2つ以上コーディネートできるものを選ぶと、着こなしの幅が広がります。
制服化して決めてしまう
人は、選択肢がありすぎるとストレスを感じて、考えることを放棄してしまうと言われています。
これは「選択回避の法則」といって、消費者にモノを販売するマーケティングにも用いられている法則です。
たくさん服があればあるほど、人は服選びが面倒になってしまうんです。
かといって、手に取りやすい服ばかり着ていると、おしゃれが楽しくなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、制服化。
お気に入りの服でつくったコーディネートを「仕事用」「子どもとのお出かけ用」「女子会用」といったシーン別に数パターン用意して、繰り返して着ればいいのです。
コーディネートに悩む時間もなくなりますし、いつもおしゃれだと思う服を着られるので、自分に自信が持てるようになります。
ファッションレンタルを活用
月額制のファッションレンタルを使う方法もあります。
ファッションレンタルには、こんなメリットがあります。
- 定額で、お値段以上の服が着られる
- お得に、いろいろな服を試せる
- 意外な「似合う服」との出会いがある
- 家に服がたまっていかない
- 洗濯・アイロンの手間がかからない
スタイリストさんが服を選んでくれるファッションレンタルなら、自分でコーデを考えなくても、似合う服をどんどん提案してもらえます!
エアークローゼットは、好みのテイストや、着たい場面を登録すると、スタイリストさんが毎月服を選んでくれるサービスです。
きちんとしたい仕事着や、ちょっとガーリーにしたいお呼ばれ服など、さまざまなシーンにぴったりの服が届きます。
「もう、何を着たらいいのか、わからない!」
泣きたくなったときの、心強い味方です。
エアークローゼットの料金、利用方法や、実際に届いた服は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
あわせてぜひ、ご覧ください。
エアークローゼットで、服を選んでもらいました! 体験談はこちら
パーソナルスタイリングを活用
スタイリストさんが、あなたのために選んだ服をお買い物できる「パーソナルスタイリング」を使ってみると、新しい出会いがあるかもしれません。
DROBE(ドローブ)では、スタイリストさんが選んだ服を試着し、買うものを選べる、新しいかたちのネット通販サービス。
自宅に、スタイリストさんが選んだ、5着のアイテムが届きます。
じっくり試着て、その中から気に入ったものだけを買い取り、残りは返送すればOK。
DROBE(ドローブ)で実際に届いた服や、くわしい利用方法は、こちらの記事でご紹介しています。
あわせて、ぜひチェックしてみてください!
イメコンを活用して、似合う服を知る
自分に似合う服がわからなくて、あれこれたくさん買ってしまう人には、イメージコンサルティング(イメコン)がおすすめ。
自分に似合う色を見つける「パーソナルカラー診断」や、生まれ持った身体の特徴から似合うデザインを見つける「骨格診断」を受けると、服選びがぐんとラクになります。
「顔タイプ診断」も、顔立ちに合うファッションのテイストを知ることができる、人気の診断です。
クローゼットの中が似合う服でいっぱいになったら、うれしいですよね!
イメコンについて、もっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
イメコンのおすすめ。簡単にできるオンライン診断もあり! はこちら
毎年の「着る服がない」シーズン、おすすめアイテム
春から夏へ、秋から冬へと切り替わる時期は、気温の変化が大きく、どんな服を着ていくか悩む人も多いはず。
「今の季節に合っていない」と思われないように、コーディネートにプラスできるアイテムをいくつか用意しておきましょう。
春夏コーデにおすすめの定番アイテム
気温が上昇しはじめる春夏におすすめなのは、冷房対策にも使える、カーディガン。
暑いときは脱いでしまえばいいですし、肩からかけても、コーデのアクセントになります。
Tシャツやシャツ1枚で出かけてもいいか迷う時期は、ジレやベストをプラスすると、一気にコーデが新鮮になります。
肌寒いときには羽織になって、暑くなったらワンピースとして使えるシャツワンピースも便利です。
夏本番を迎える前に、かごバッグやサンダルを投入すると、長袖を着ていても、夏っぽい軽やかな印象を与えることができますよ。
秋冬コーデにおすすめの定番アイテム
だんだん涼しくなってくる秋口には、カーキやブラウンといった温かみのあるカラーを取り入れると、夏用のアイテムでも秋らしさを演出できます。
寒くなりはじめたけれど、コートを着るほどでもない時期に便利なのが、ストール。
コーデが華やかになりますし、寒い時には羽織ることもできます。
スカート派の人は、レギンスをプラスすると、暖かく、可愛いコーデができますよ。
軽めのマウンテンパーカーやトレンチコート、ロングカーディガンも、気温調整が難しい時期に、さっと脱ぎ着ができて便利です。
まとめ
「もっとおしゃれになりたい」「自信の持てる服で毎日を過ごしたい」と思うのは、自然なこと。
まずは、手持ちの服を洗い出して、いらない服は処分してみてください。
クローゼットがスッキリすると、お気に入りの洋服が分かりやすくなるので、服を決めやすくなります。
おしゃれに見える、鉄板のコーディネートをいくつか用意しておくのもいいですね。
どんな服が似合うかわからない人は、ファッションレンタルやイメコンを活用するのが、おすすめです。
毎日のコーディネートに悩んでいるのは、あなただけじゃありません。
「明日着る服がない」という悩みを手放し、一緒にファッションを楽しみましょう!
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!