いらない服の処分方法、あなたはどうしていますか。
プチプラ商品や着古した服だから、買取やリサイクルなんて無理!
そう思って捨ててきた服でも、サステナブルな時代に合った選択肢はまだあります。
PETAL編集部ではいらない服を「買取」「寄付する」「捨てる」のパターンに分け、オススメの処分方法をまとめてみました。
なにげなく処分してきた服も、もっとよい方法がみつかるかもしれません!
いらない服の処分方法① 買取
いらない服の買取はブランド品限定だけではなく、ノーブランドやプチプラ商品でも取り扱ってもらえるショップがあります。
一着だけでも、ボロボロでも、プチプラでも買取のチャンスはまだあります!
リファスタ(Refasta)
「リファスタ」は、ユニクロなどのファストファッションなどのいらない服も買取可能です。
実際の買取実績や価格がホームページで検索できるようになっていて、金額のイメージがしやすく参考になります。
査定料、配送料、キャンセル料、振込料が無料。宅配買取用に専用キットを用意してくれます。
Tifana(ティファナ)
「ティファナ」もプチプラやノーブランドのいらない服もOK!一点からでも持ち込みが可能なので、気軽に使えそうです。
出張料金、発送や査定、キャンセル料が完全無料も安心できるポイントです。
Re:cont(リコント)
買取の対象ブランドの指定がなく、小物も引き取ってもらえます。
最低30点以上からの買取で、一度にたくさんの服を処分したい人にはおすすめです。
宅配の際の送料や査定料が無料。
ただしキャンセル時の返送は自己負担となります。
こんな服は買取NG!値段がつかない服とは
いらない服の買取基準はショップによってそれぞれですが、一般的に買取NGな服もあるので注意が必要です。
- ダメージがひどいもの
(黄ばみ、傷み、ほつれ) - タバコのニオイがきつい
- 下着・靴下類
- 付属品がない
(インナー類、ペチコート) - サイズが3L以上
他にも独自の査定基準を設けているところもあるので、持ち込み先のホームページは必ずチェックしておきましょう。
いらない服の処分方法② 寄付
いらない洋服を寄付をすることで、社会貢献もできるんです!
寄付はしたいけど、面倒くさいしお金がかかりそう…と思っていませんか。
ここでは誰でも気軽に寄付ができる方法をご紹介したいと思います。
寄付のメリット、デメリット
発展途上国の子供の支援、日本国内の貧困、雇用機会の創出、障害者支援の手助けなど、いらない服が役に立つ場面はたくさんあります。
ただ寄付はあくまでもボランティア。
メリットだけではない部分もあるので、自分にとって無理のない範囲で、できることを探してみましょう。
- 社会問題や環境問題にふれるきっかけになる
- 関心・興味に合わせて寄付先の選択が可能
- サステナブルな優しい社会づくりに協力できる
- 送料や海外輸送の費用が自己負担のケースもある
- 手続きや準備が複雑
簡単に寄付できる洋服支援団体3選
いらない服を寄付をしたいと思った時に、気になるのは費用とその方法。
またどのような団体で、具体的にどう役に立つのかが気になりますよね。
より気軽に寄付できそうな団体を3つほどご紹介します。
Brand Pledge(ブランドプレッジ)
ブランド買取サービスの「ブランディア」と寄付プラットフォーム「Syncable」の共同サービスの「Brand Pledge」。保護猫団体やワクチン提供、医療ボランティアや人道支援など、国内外の約300近いNPO団体の中から支援先を選べます。
寄付方法
いらない服を査定してもらい、寄付したい団体にその金額を振り込んでもらう仕組みです。
ダンボールの往復送料、キャンセル時の返送送料含めてすべて無料です。
古着deワクチン
「古着deワクチン」は東京都国立市の福祉作業所「天成舎」の利用者の方々がしています。いらない服を送ると、国内の障害者施設の雇用をもたらし、発展途上国の医療支援もできる、社会に優しい仕組みになっています。
寄付方法
3300円の専用回収キットを購入し、洋服を入れて集荷してもらいます。(送料無料)
専用回収キット一口につき5人分のポリオワクチンが寄付できます。
ワールドギフト
「ワールドギフト」に送られたいらない洋服は海外の貧困・災害地域、孤児施設、社会福祉施設や災害支援ボランティアのためにリユース、再利用されます。
寄付方法
メールで集荷の申込みをすると、宅配業者が受け取りに来ます。
箱のサイズによって2400~3700円を自己負担が発生します。
寄付は費用がかかることが多いようです。
しかし途上国に物資を送る際の船賃、保育所・学校・障害児施設に物資を送る際の送料、荷下ろし、仕分け、コンテナやトラックへの積み込み、 団体運営費などすべてが含まれています。
数千円で救える命があるなら協力してみたい!という思う人には、ぜひ活用していただきたい方法です。
さらに一枚からでも、いらない服を気軽に寄付できる団体もあります。
詳しく知りたい人は洋服や古着を寄付できる団体・ショップ12選の記事も御覧ください。
いらない服の処分方法③ 回収サービス
買取や寄付以外にも、お手軽な方法として回収ボックスを利用する方法もあります。いらない服を持ち込むだけで、クーポンをもらえるチャンスもあり、使わない手はありません!
回収はここが楽・ここがめんどくさい
最近ではファッション業界もサステナビリティを意識して、店舗に回収ボックスを置くところも増えてきました。
回収のここが楽、ここが面倒という点も事前にチェックしておきましょう!
- 買い物のついでに持ち込める
- 一枚からでも気軽に出せる
- お得なクーポンや割引サービスがある
自社製品にこだわらず、いらない服を引き取ってくれるショップが多いようです。
- 自分で洋服を持ち込まないといけない
- 期間・商品が限定されることがある
(ダウンのキャンペーンなど) - ユニクロ・ジーユーは自社製品のみ
よりお得に回収してらもらうためには、事前のチェックもかかせません。
いらない洋服を回収してくれるお店 3選
回収ボックスを利用すれば、一石二鳥!
いらない服で、新しい服がお得に買えるクーポンを配布しているショップをご紹介します。
H&M
ブランドや状態を問わずいらない服の回収が可能。
片方だけの靴下や古いシーツもOK。
点数に限らず、いらなくなった衣類を詰め込んだ袋1つにつき、3,000円以上の買い物の際に使える500円割引のクーポンが進呈されます。(1人1日最大2枚まで)
ライトオン(Right-on)
ライトオンは他社製品を含む、衣類品すべての回収を実施。
持ち込んだ衣類1袋につき、5,000円以上購入時に利用できる500円のクーポン券を配布。一部店舗では大人向けのジーンズ1本につき500円のクーポン2枚と交換してくれます。
ユニクロ・ジーユー
ユニクロ・ジーユーで販売した商品のみ対象
期間限定でウルトラライトダウン1枚につき、税別5,000円以上の買い物の際に利用できる1,000円の割引券1枚を配布のサービス有り。
その他、 無印、スーツの青木、マルイ、ルミネは多くの店舗にいらない服の回収ボックスを設けています。
よく行くお店に回収ボックスがある人や、今後購入したいものがある人には、お得な方法です。
いらない服を捨てるには
たくさんの選択肢があっても、やはり使い道もなく、手間もかけられない時には、潔くゴミとして処分してしまいましょう。
一般的にいらない服は「可燃ごみ」として扱いますが、自治体によっては「資源ごみ」もしくは「不燃ごみ」になります。各自治体のゴミ出しルールを確認し、正しく処分しましょう!
まだまだある、いらない服の処分方法
買取も寄付も回収も、どれもしっくりこない人には、まだまだ方法があります!
思い入れのある服、愛着のある服は、誰かに大事に使ってほしいですよね。そんな人におすすめの3選はこちらです。
フリマに出す
配送の手間はかかりますが、いらない服をメルカリなどのフリマやフリマアプリ、オークションサイトに出す方法もオススメです。
リサイクルショップよりも高値で売れる可能性もあるので、時間に余裕のある方にはおすすめです。
人にあげる
子供服などすぐにサイズアウトするものは、お友達にあげても喜ばれます。
とくにスーツや黒靴など何度も使っていないものは、心から喜ばれる傾向があります。
リメイク
いらない服はリメイクすることも出来ます。
自分でできなくても、有料で希望の小物に作り直してくれる専門店もあるので、長く大事に使うことができそうです。
またそこまでの愛着がない場合は、切りっぱなしの布を雑巾にしたり、洗面所周りのお掃除用に使うと、役割を全うした気分になれます!
まとめ
今まで何気なく捨てていたいらない服。
少しでも心にひっかかったり、もったいないと思う気持ちがある時は、処分方法を見直してみるのもよいでしょう。
誰かに喜んでもらえたり、時には役に立つことが出来たり、他にもたくさんの選択肢があることに気づきます。
また、今までマイナスの感情で「捨てる」作業をしていた人も、本当に捨てるしかないと分かれば、気持ちよくゴミに出せますよね。
いらない服からサステナブルな暮らし、始めてみませんか。
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!