襟の形のなかでも、とくにスタンダードなのがクルーネック。
でも、着てみたらなんだか似合わない……と感じる人も多いです。
この記事では、クルーネックが似合わない原因と、その解決策について紹介します。
自分に似合うアイテムやコーデの方法を知って、おしゃれの幅を広げましょう。
Contents
クルーネックが似合わない原因
ベーシックな襟のデザインのひとつが、クルーネック。
Uネックと呼ばれることもあります。
「定番なのに、なんだか似合わなくてVネックを選んでしまう」という人も多いです。
クルーネックが似合わないのは、つぎのような原因が考えられます。
- 自分の骨格・顔の形・体型などと合っていない
- 似合わない素材のアイテムを選んでいる
- チョイスしているアイテムが、コーディネートと合っていない
①は、自分とクルーネックの相性が原因ですが、②と③なら、アイテムの選び方を知ることで解決できます。
この記事では、クルーネックが似合わない原因を骨格・顔の形・体型・素材・コーデの5つにわけて解説していきます。
あわせて、原因別のアイテムの選び方や着こなしもまとめているので、ぜひ取り入れてみてください!
クルーネックが似合わない原因①骨格
自分のもともと持つ、骨格との相性が原因かもしれません。
骨格診断をすると、自分の似合うクルーネックの選び方が、わかるようになりますよ。
- ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3種類がある
- 太ったり痩せたりしても変わらず、生まれ持ったものである
- もともとの筋肉・脂肪のつきかたで判断する
- 骨格診断の3タイプはそれぞれ、長所と短所がある
骨格診断は、3種類のタイプに分けられ、これはもともと生まれ持った骨格で決まります。
それぞれの骨格タイプの特徴を簡単に表してみました。
- ストレート
- ウェーブ
- ナチュラル
→上半身にボリュームがあり、筋肉質で凹凸が多い
→下半身にボリュームがあり、脂肪がつきやすく曲線的
→上下のバランスに偏りのない、シャープで骨感が強い
自分の重心が、上下のどちらに偏っているか、筋肉・脂肪のどちらがつきやすいか、それか骨が目立つタイプなのかで判断するのが基本です。
骨格診断がわからない人は、こちらの記事をチェックしてみてください!
「骨格診断がわからない…」の解決方法。自己診断で迷ったときのポイント
骨格タイプ別、似合うクルーネックの選び方
ここからは、骨格ごとに似合うクルーネックの選び方を見ていきましょう。
- 襟の開いたクルーネックを選ぶ
- 首が詰まったデザインを避ける
上半身にボリュームがある、骨格ストレート。
クルーネックに関わらず、襟が詰まったものが苦手な傾向です。
Vネックがよりおすすめですが、シンプルで襟の開いたデザインなら、クルーネックもOKです!
「骨格ストレート」似合う服・似合わない服。ぽっちゃり見せないためには
- 襟の詰まったトップスが得意
- 縦に深く開いた襟は、胸元が貧相に見えてしまう
上半身が華奢で、下半身に重心があるのが骨格ウェーブ。
クルーネックは比較的得意なタイプですが、縦に深く開いたデザインは、上半身が貧相に見えてしまう原因になるので避けましょう。
「骨格ウェーブタイプ」似合わない服・似合う服はこれ!着こなしのコツ
- 襟の詰まったトップスが得意
- 襟の開いたものは、ゴツっとした印象になる
全身で見たときに、上下に偏りはないものの、骨感が強くシャープな印象になりやすいのが骨格ナチュラル。
露出をすると、骨感が強まってしまうため、できるだけ襟の詰まったものがおすすめ。
鎖骨が隠れるくらい、詰まったクルーネックだとなお良いでしょう。
クルーネックが似合わない原因②顔の形
骨格だけではなく、顔の形が原因で、クルーネックが似合っていないケースもあります。
なかでも面長さんは、顔の大きさを強調してしまうため、クルーネックが似合いにくい傾向です。
ちなみに、Vネックも苦手で、ハイネックなどの襟が詰まったものは得意。
面長さんがクルーネックを着たいときは、できるだけ襟の詰まったものを選ぶと良いでしょう。
襟の詰まったクルーネックを選ぶと良いでしょう。
そこにロングネックレスをあわせたり、ジャケットをあわせると、縦が強調され、体のラインがすっきりして見えます。
卵顔は、どんなネックラインでも似合いやすいです。
また、面長や卵型以外の人がクルーネックを着るときは、こんなアイテムを選ぶと良いでしょう。
- 丸顔・ベース顔……開いたクルーネック
- 逆三角形……襟が詰まったクルーネック
顔の形も、トップス選びの際に重要なポイント。
似合うものを選ぶと、小顔に見せたり、コンプレックスをカバーしたりしてくれますよ。
クルーネックが似合わない原因③体型
骨格に関わらず、胸が大きい人もクルーネックが似合いにくい傾向です。
また、首が詰まったクルーネックは、ボリュームが強調されやすいため、できるだけ避けるのがおすすめです。
選ぶなら、谷間が露出されない程度に、襟が開いたものを選ぶのがポイント。
また、胸が大きい人は、ラインがわかりやすい柔らかい素材より、ハリのある素材のトップスがおすすめです!
ウエストマークして、細い部分を見せると、着膨れを避けられますよ。
クルーネックが似合わない原因④素材
クルーネックそのものが似合わないのではなく、選んだアイテムの素材が似合っていないケースもあります。
似合う生地の素材は、骨格や顔タイプなど、さまざまな要因が絡んできます。
骨格診断で、似合う素材を見つけることができますよ。
- ストレート……ウール、綿、カシミヤなどのハリのある素材
- ウェーブ……ポリエステル、レーヨンなどの柔らかい素材
- ナチュラル……綿、麻などのざらざらとした素材
また、素材だけではなく、色の問題かもしれません。
色はパーソナルカラーに合うものを選ぶのがおすすめです!
パーソナルカラーについて知りたい人は、つぎの記事をチェックしてみてください。
クルーネックが似合わない原因⑤コーデ
クルーネックではなく、コーディネートとの組み合わせが似合っていない場合もあります。
まず、着てみて似合わないと感じたら、ボトムを変えてみると良いでしょう。
ワンピースの場合は、ウエストの位置や袖が原因かも。
ベルトでウエストの位置を変えてみたり、ストールなどでワンポイント加えてみたり、アウターを羽織ってみたり、ひとくふうを加えると、似合うかもしれません!
まとめ
クルーネックが似合わない原因を5つ挙げると、つぎのような理由が挙げられます。
- 自分の骨格・顔の形・体型に合っていない
- 似合わない素材のアイテムを選んでいる
- チョイスしているアイテムが、コーディネートと合っていない
骨格診断や、自分の顔の形の特徴をおさえると、似合うアイテムが見つけやすくなりますよ。
また、試着して似合わないと思ったときは、コーディネートをいちど変えてみるのもおすすめです。
クルーネックは年齢や系統を問わずに着られるので、選び方のポイントをおさえておくと、ずっと使えますよ。
PETALには他にも、洋服の悩みに関する記事があるので、あわせて読んでみてください。
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