ベーシックカラーは、流行り廃りがなく、着る機会も多い色です。
でも、なんだか似合わなかったり、地味な印象になってしまったりして、上手に着こなせない人も多いよう。
この記事では、ベーシックカラーの基本と、おしゃれに着こなすコツ、似合うベーシックカラーの見つけ方を紹介します。
定番色の着こなし方は、年齢を問わずにずっと使えるので、おさえておきましょう!
Contents
ベーシックカラーとは?
定番の色、合わせやすい色のことをベーシックカラーといいます。
このベーシックカラーは、白・黒・ベージュ・ブラウン・グレー・ネイビーの6色が基本です。
この6色は、トレンドに左右されない色ですよね。
季節・系統を問わずに使えるし、結婚式やパーティーに着ていくドレスやスーツの色としても、間違いありません。
つまり、ベーシックカラーを上手に使うのが、おしゃれに見せる基本となります。
上手な使い方をすることで、手持ちの洋服が少なくても、着回しがしやすくなったり、おしゃれに見せたりすることができますよ。
ベーシックカラーを、おしゃれに着こなすコツ
ベーシックカラーは、ファッションの定番の色ですが、ただベーシックカラーを取り入れれば良いというわけではありません。
- 自分のパーソナルカラーに似合うベーシックカラーを選ぶ
- コーデに使う色は、2~3つまでにする
このポイントをおさえて、ベーシックカラーを取り入れるのが、おしゃれに見せるコツです。
つぎで詳しく紹介していきます。
パーソナルカラーで、似合うベーシックカラーが違う
ベーシックカラーの6色のなかで、似合う色を見つけておくのがおすすめです。
その見つける方法として、いま話題の「パーソナルカラー診断」があります。
- 瞳の色と調和するカラーを見つける指標になるもの
- 青みがかった色が得意なブルーベースと、黄みがかった色が得意なイエローベースの2種類がある
ベーシックカラーでいうと、イエローベースはベージュやブラウン系が得意で、ブルベはグレーやネイビー系が得意なタイプです。
さらに、イエローベースとブルーベースのなかにもそれぞれ2タイプがあり、イエローベースは春と秋、ブルーベースは夏と冬の2種類にわけられます。
その、春・夏・秋・冬に似合う、ベーシックカラーはこちら。
- 春……アイボリー、ベージュ、キャメルブラウン
- 夏……明るいグレー、ネイビー、オフホワイト
- 秋……濃いネイビー、濃いブラウン、キャメルベージュ
- 冬……チャコールグレー、サンドベージュ、ピュアホワイト、ブラック
自分のパーソナルカラーがわかる人は、これを基準にベーシックカラーを選ぶのがおすすめです。
でも、自分のパーソナルカラーがわからなかったり、セルフ診断をしてもいまいち判断できなかったりしますよね。
ここからは、自分に合ったパーソナルカラーの見つけ方を紹介します。
今できる、自分に合ったベーシックカラーの見つけ方
自分のパーソナルカラーがわからない人は、手持ちのアイテムを見て、それに合うベーシックカラーを選びましょう。
つぎのポイントで考えてみてください。
- 手持ちの服は、ベージュとグレーのどちらが多い?
- アクセサリーはゴールドとシルバー、どちらが多い?
- 白い服を選ぶときは、アイボリー?真っ白?
もし、ベージュのほうが多ければ、ブラウンや黄みがかった白も使いやすいはずです。
グレーが多い人は、黒やネイビーも合わせやすいでしょう。
また、手持ちのアクセサリーがゴールド、シルバーのどちらが多いかも、似合うベーシックカラーの指標になります。
ゴールドが多く、似合っていると感じる人は、イエローベースの可能性が高いです。
シルバーが多く馴染む人が、ブルーベースかもしれません。
また、白い服を選ぶときは、どんな白を選んでいるのかもポイントになります。
少し黄みを感じるオフホワイトやアイボリーはイエローアンダートーンを持つ白(左)、ノーマルなホワイトやスノーホワイトは青みはないですがブルーアンドートーンの白(右)です。#パーソナルカラー #イエベ春 #イエベ秋 #ブルベ夏 #ブルベ冬 pic.twitter.com/PSWENUcfQM
— なないろラボ *カラーコンサルティング*パーソナルカラー診断*骨格診断*カラー勉強会 (@nanairolabo) November 4, 2019
黄みがかかった白がアイボリー、グレーっぽい白がオフホワイトです。
つまり、アイボリーが多い人はベージュやブラウン系、オフホワイトが多い人はグレーやネイビーが馴染みやすい傾向があるでしょう。
また、他にも見つけるポイントがあります。
- リップの色はオレンジ系か、ピンク系か
- アイシャドウはブラウン系?グレー系?
- カラーコンタクトは、ブラウン?グレー?
- メガネのフレームは、ブラウン系?シルバー系?
……オレンジ系ならイエローベース、ピンク系ならブルーベース
……ブラウン系ならイエローベース、グレー系ならブルーベース
……ブラウンならイエローベース、グレーならブルーベース
……ブラウンならイエローベース、グレーならブルーベース
より確実に似合わせたいなら、パーソナルカラー診断がおすすめですが、手持ちの好きなアイテムに似合うベーシックカラーで揃えれば、統一感は出ます。
そのため、自分の好きな色味や雰囲気から選べば、チグハグになることは避けられますよ。
コーデに使う色は、2~3色でまとめる
似合うカラーをもとに、よりおしゃれなコーディネートをするなら、色をまとめるのが大事です。
基本はベーシックカラーのどれか1色でまとめて、ひとつだけ差し色を加えるのが、簡単かつおしゃれに見せるコツ。
できるだけ、コーディネートに使う色は2色がおすすめ。多くても3色におさえましょう。
3色にまとめるときは、そのうちの2色を、同系色のものや、色の明るさが近いものを選ぶのがおすすめです。
例えばこのコーディネートだと、淡いグレーと白が、近い明るさですよね。
そこに黒を入れることで、コーデが引き締まります。
このように、近い2色×アクセントになる1色であれば、3色もOKです。
最初は難しく感じる人も多いと思うので、ベーシックカラー1色と、取り入れたい1色の2色でまとめるようにしましょう。
コーデに使う色は、メインカラー1つ+アクセントカラー1つの2色が基本。
多くても3色でまとめましょう。
まとめ
ベーシックカラーは、白・黒・ベージュ・ブラウン・グレー・ネイビーの6色が基本。
さらに、つぎのポイントをおさえてコーディネートすると良いでしょう。
- 自分のパーソナルカラーに似合うベーシックカラーを選ぶ
- コーデに使う色は、2~3つまでにする
パーソナルカラーに似合うベーシックカラーを選ぶと、自分の肌や髪にも似合い、全体的に統一感がでます。
また、落ち着いたベーシックカラーとはいえ、たくさん取り入れたらごちゃごちゃしてしまうので、2色にまとめるのが基本。
多くても3色までに留めるのがおすすめです。
シンプルで定番な、ベーシックカラーを上手に活用して、より素敵な着こなしを楽しんでみて下さい。
ライター紹介
働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!